まず最初に知ってもらいたいことは、少林寺拳法は、元々「人づくり」を目標に造られた
武道だということです。

開祖(宗道臣)は、戦前中国に渡り、多くの中国拳法を学び、その奥義を修得されました。
そして戦後、日本に戻り、この国を立て直すには、積極性のある多くの人間の協力が必要
であると考え、今まで学んだ術技を国作りに役立てようと考えました。

従って、少林寺拳法は単に強くなることだけを目標にしておらず、教育的な面も重視して
いますので、物理的な強さだけを求めている人には違和感を感じるかもしれません。
以上のような理由から、勝つことよりも、負けないことの方が大事だと考えています。



○すぐ強くなれますか?
→ 強くなることには、精神的な面や肉体的な面や体力的な面などいろいろなことを含みま
  すので、何を求めるかによっても変わってきます。少林寺拳法ではケンカを薦めていま
  せんが、相手から殴られたら、それを避けることや、やめさせることはできます。
  相手が殴ってきても、自分には勝てないということをわからせれば、それ以上のことは
  しなくなるものです。
  

○どういう服装でやるのですか?
→ 少林寺拳法マークの付いた道衣で行います。
  

○入門時に、いくらかかりますか?
→ 入門・入会費、1月分の会費(教費)、道衣代で、大体2万円弱くらいかかります。
  

○帯の色について教えて下さい
→ 少年部は、最初が白帯、8〜7級が黄帯、6〜4級が緑帯、3〜1級が茶帯、初段以上は
  黒帯です。一般部は、最初が白帯、6〜4級が緑帯、3〜1級が茶帯、初段以上が黒帯で
  す。
  

○毎週3回ずつ練習に来ないとダメですか?
→ もちろんできるだけ多く参加した方がいいのですが、来れるときだけでも構いません。
  

○練習日以外にも練習したいのですが・・・
→ 練習は基本的に練習日のみですが、発表会や大会前などは、練習日以外に道場で行う
  こともあります。
  

○仕事の関係で6時半に間に合わないのですが・・・
→ 都合があって遅れるのは仕方ありませんので、自分のペースで練習を続けて下さい。
  

○女の子でもできますか?
○体力に自信がないのですが、大丈夫ですか?

→ 少年部にも一般部にも女性がいますので、女の子でも大丈夫です。
  元々少林寺拳法は、合理的な力の使い方を研究しており、力の弱い人でも技がかけれる
  よう、技自体が工夫されているので、力に自信がない人でも大丈夫です。


○昇級試験の内容を教えてください。
→ 小学校3年生までは8級から、4年生からは6級から、一般部も6級から受験できます。

  昇級試験を受けるには、まず練習の参加回数が規定に達している必要があります。
  また昇級試験は、2ヶ月に一度しか行われず、偶数月に行われます。
  それから試験では、実技試験と学科試験があり、両方受からないといけません。
  

○組手をやりたいのですが・・・
→ 少林寺拳法にも、乱捕(らんどり)という他流派の組手のようなものがありますが、初心
  者の方がいきなり乱捕を行うと、相手の攻撃を受けきれずにケガをすることがあります。
  従って、組手(乱捕)については、指導員の指示に従ってください。


○関節技もあると聞いたのですが・・・
→ 少林寺拳法では、剛法と柔法の二つを学びます。
  剛法は、空手のような突き蹴りが主体の技ですが、柔法では、例えば手を捕まれたときに
  抜く方法(抜き技)とか、関節技(固め技)などを学びます。


○棒や刀は使わないのですか?
→ 確かに中国の少林拳は、棒や刀を使った武器術も練習しています。
  少林寺拳法でも高段者の人の中には、中村先生のように演武で棒術や錫杖(しゃく
  じょう)を披露する先生もいらっしゃいますが、それは個人的に学んでいるのであって、
  普段の練習では行っていません。


○筑前中部道院の特徴を教えてください。
→ 道院長は、40年以上にわたり第一線で教えているベテランで、小さい子供の指導もさる
  ことながら、様々なニーズに対応するだけの技術と経験を有していること。

  副道院長は修行歴30年で、技を効かせるテクニックに卓越しており、少林寺拳法の技術
  と伝統にこだわりを持って、今も修練を続けていること。

  道場長は、他流派の技術と比較しながら、技を理論的に研究しており、少林寺拳法に固執
  することなく、技の普遍化を目指していること。

  指導員は20代で一番体が動くので、指導面でも道院をリードしており、また少年拳士と年
  齢が近いこともあって、子供達の気持ちをよく理解していること。

  このように指導員の横顔も様々で、お互いが連携して、いろいろな面から指導できている
  ことが特徴です。


○入門希望者へ
→ 筑前中部道院は、幼児教育を大切に考えており、5歳児から受け入れています。
  「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、物事を何でも吸収できるときに、多くの経験をすべき
  だと考えています。

  もちろん、それ以外の小学生、中学生、一般の方も歓迎しています。
  特に一般の方の入門をお待ちしています。初心者も歓迎します。

  少林寺拳法は組手主体、つまり2人で技を掛け合って覚えるので、友人と二人で入門すれ
  ば上達が早いようです。練習場は冷暖房完備です。入門希望者は、是非一度見学に来て
  ください。